【LinuxTutorial】オープンソースの採用がさ



Linus Torvalds 氏は土日も働いている。それは誰もが知っていることだ。そして、Torvalds 氏が2012年3番目のカーネルのメジャーバージョンリリースしたのは、やはり日曜日のことだった。
Linux 3.4は7つのリリース候補版を出しただけで前バージョンから2か月後という比較的早いタイミングでリリースされた。
Torvalds 氏は自身の発表のなかで、 「3.4のリリースサイクルは全体的にかなり落ち着いたものだったと思う。もちろん、-rc がこれまでよりもっと早く落ち着くことを常に願ってはいるが、総じて大きな問題は生じていないので、自分としては満足している」と書いている。
新カーネルには新しい機能や改善された機能が満載だ。Btrfs にかなり力が注がれ、最適化がさらに進んでパフォーマンスが向上している。仮想化も大幅に改善されており、Linux with KVM でサポート可能な仮想 CPU (vCPU)の最大数は64から一気に160へと拡大している。
ネットワーキングの方も、Linux 3.4ではアウトプットキューのアウトプットバッファが拡大している。
Shriram Rajagopalan 氏は自身のコミットメッセージに、「アウトプットバッファは生成されたネットワークトラフィックをロールバックできるようにすることで推測実行が可能になる。これは Xen の一部として提供される Remus 高可用性プロジェクトで Xen Guests のネットワーク保護実現のために使用される。推測実行とアウトプットバッファをアプリケーションに追加したいシステムならどれでも利用可能な汎用性がこのモジュールにはある」と書いている。
Linux システムにとっては Red Hat 開発者の Rik van Riel 氏が貢献したメモリ管理の強化も追い風となるはずで、これは Linux の Firefox ユーザーにとっても有用だろう。
Riel 氏はコミットのメッセージに「自宅のシステムではリークの激しい Firefox を強制停止させて2G バイト以下のメモリを書き戻すのに1時間以上かかり、 仮想マシンはほとんど動かなくなった。 このパッチは swapin のリードアヘッドに欠陥をスキップさせ、そこで停止しないようにする。これにより、システムは数KB/秒ではなく数MB/秒単位でスワップを実行できるようになる」と書いている。
成長するオープンソース
先ごろ、第6回となる「Future of Open Source Survey」が公表され、オープンソースソフトウェアに対する需要増が明らかになった。2012年の調査では、今後5年以内に入手されるソフトウェアの50%以上がオープンソースソフトウェアになるだろうということが分かった。企業が使用およびサポートするオープンソースプロジェクトの選び方に関しては、プロジェクトの成熟度が大きな要因になると43%が指摘している。
オープンソフトウェアへの需要増を表すもう1つの指標に、オープンソースソフトウェアへの投資がある。調査データによると、2011年にはオープンソースソフトウェアへの投資は49%増加し、6億7,500万ドルという新記録を達成したという。
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。Twitter のフォローは @TechJournalist で。
(本記事は、5月21日付けの英文記事を japan.internet.com 編集部が編集したものです)
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by pachifu | 2012-06-18 08:34