ピュリツァー賞に24歳女性記者 アメフトコーチの不祥事報道

(CNN) 米国の優れた報道、文学、音楽作品に与えられる「ピュリツァー賞」の今年の受賞者が16日、発表された。地方報道部門で、ペンシルベニア州立大学アメリカンフットボール・チームの元コーチによる不祥事問題を取材、報道してきた同州のパトリオット・ニュース紙と、同紙のサラ・ガニム記者(24)が受賞した。
ガニム記者は、歴代のピュリツァー賞受賞者の中で1985年に23歳で受賞したジャッキー・クロスビー記者に次ぐ若さ。同記者自身、ペンシルベニア州立大の08年卒業生だ。同紙の犯罪担当記者として昨年採用され、CNNにも寄稿している。個人ウェブサイトには、枕元に警察無線のモニターを置いて寝るなど熱心な仕事ぶりが紹介されている。
ペンシルベニア州立大のアメフト元コーチ、ジェリー・サンダスキー被告(68)は、自身が設立した慈善団体で出会った少年ら10人に対する性的虐待など52件の罪に問われている。ガニム記者はこの問題を先頭に立って報じてきた。ニュースは全米で大きく取り上げられ、名将として知られたジョー・パターノ監督の解任や元学校幹部の起訴につながった。サンダスキー被告は無罪を主張。初公判は6月5日に予定されている。
このほか、公益報道部門はフィラデルフィア・インクワイアラー紙が受賞。市内の学校の校内暴力に関する報道が評価された。速報ニュース部門ではアラバマ州の地元紙タスカルーサ・ニューズが、国内報道部門では、インターネットのニュースサイト「ハフィントン・ポスト」が選ばれた。
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by pachifu | 2012-04-18 01:00