東芝、放射線を可視化するカメラ装置を発売―撮影サービスも開始

東芝は2012年4月16日、放射線を可視化できるポータブルガンマカメラ装置の販売と撮影サービスを、同月から開始したと発表した。電源は AC100V/バッテリで、バッテリ駆動時間は3時間。重量は 9.8kg で、撮影範囲は視野角60°としている。
ポータブルガンマカメラ装置は、放射線センサで測定したガンマ線とビデオカメラで撮影した映像を信号処理装置で重ね合わせることにより、放射線量が高い場所を赤く、低くなるにつれ黄色、緑、青と色を変えて表示し、色で識別することができる。また短時間で広範囲を計測できるため“ホットスポット”の特定が容易になり、除染作業の効率化が図れるという。
同社によると、ポータブルガンマカメラ装置は昨年12月に発表して以来、福島市実施の実証実験に参加するとともに、地方自治体などに提案活動を行い、また試験撮影要請などにも対応してきた。その結果、ポータブルガンマカメラ装置の実用化に向けた性能・効果を確認するとともに、自治体などからのニーズが高いことを認識。今後本格化する被災地の除染活動に貢献できるよう生産体制を構築し、製品・サービスの販売開始に踏み切ったという。
同社では今後、これまでの三脚による固定方式の撮影に加え、道路などを効率よく撮影するため、車両に装置を搭載した撮影方式も提案していくとしている。
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by pachifu | 2012-04-17 15:15