「謎解きはディナー…」SPにシラケ感…冒険しすぎ~

 昨年10〜12月期に放送されたフジの連ドラ「謎解きはディナーのあとで」の2時間スペシャル版が3月27日に放送されたので、ファンだったオヤジはさっそく見たけど、「スペシャル」って難しいもんだとつくづく思ったね。
 そのへんのビミョーな感じに視聴者もビビッドに反応したようで、視聴率はスペシャルにもかかわらず、連ドラのワースト回よりも低かった。
 ようするに、連ドラ「謎解き−」の面白さは、「水戸黄門」や「寅さん」なんかと同じくパターンの繰り返しの妙とエスカレートぶりにあったと思う。
 執事の櫻井翔がお嬢様の北川景子に向かって、どんな毒舌を吐くか。
 毒舌を吐かれた北川景子のリアクション(の言葉)がどんなCGになるか。
 椎名桔平のお遊び演技がどこまでぶっ飛んでくれるか…。
 これらの“期待感”を1週間キープすること自体が連ドラを見る楽しみだった。だから今回は、3カ月の空白のあとで、いきなり2時間バージョンを見せられてもね、という冷ややかな感じをオヤジも途中まで抱きながら見ていた。
 しかも、今回のスペシャル版、冒険しすぎ。最初の1時間で、「密室」で見つかった遺体は「自殺」と椎名桔平がいい、櫻井翔も「自殺」とみて、カタがついてしまう。そしてそのまま別の話に。えっ、なに、この展開は…と、なにやらシラケ感が漂い、たまらずにチャンネルを変えた人もいるかもしれない。
 ところがところが。このあと、場面は一転、沖縄へ。国村隼、麻生祐未の大物登場でやっとスペシャル感が漂いだした。そして、なんと、前半の密室の「遺体」が実は実は…という大どんでん返し(?)が用意されていた。いやぁ、ガマンして見てきたかいがありました。この感じが欲しかったのよ。
 だけど、いまの若い視聴者たち、なかなかそこまで待ってくれないのでは?
 いっそ、スペシャルは作らず、期待感満タンで「パートII」にすべきだった? (新橋のネクタイ巻き)
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by pachifu | 2012-04-12 08:38