北朝鮮の衛星打ち上げ準備着々と 衛星写真が示唆

ワシントン(CNN) 北朝鮮が予定する長距離ミサイルの発射に向け、発射台へのロケットの設置を開始したと見られる。
ジョーンズ・ホプキンス大学高等国際関係論大学院が運営するブログ「38North」は、商業衛星企業から入手した、ロケット打ち上げ現場付近の4月4日付けの衛星写真を掲載した。そこには、北朝鮮が打ち上げに向け、ロケットを発射台に設置する作業を進めていることを示唆するさまざまな事象が写っている。
発射台の作業足場には囲いのようなものが設置されている。これはこれまで撮影された衛星写真では見られなかった。また、作業足場はさらに帆布でも覆われていたという。これは雨風から足場を守る意味合いもあるだろうが、内部の作業を隠す目的もあると見られる。
ただ、多段式ロケットであるテポドン2号の最初の数段がすでに発射台に設置されたが否かは定かではないが、1段目ロケット向けの複数の燃料タンクの大半が建物から撤去されていた。38Northによると、これは燃料供給サイクルの初期段階が完了したことを示唆しているという。
また、発射施設には現場に乗り入れる車両のための検問所が設置された。これまでの衛星写真では検問用のバリケードは見られなかったことから、セキュリティレベルが引き上げられた可能性がある。
38Northの分析では、北朝鮮が2006年と2009年に行ったロケット打ち上げを基にすると、北朝鮮は予告している4月12〜16日の打ち上げに向け、予定通り作業を進めているという。米当局者も、これまでの経過を見ると「北朝鮮は予告した4月半ばの打ち上げに向け予定通り準備を進めているようだ」と述べている。
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by pachifu | 2012-04-08 08:31