横倉会長

 日本医師会(日医)の横倉義武会長は4日の記者会見で、新執行部の活動方針を発表した。活動方針の大きな柱は、「地域医療の充実」。2013年度からの次期医療計画の策定作業に着手する都道府県に対し、地域医師会が関与できるよう日医として支援する。また、中学校区単位の生活圏ごとに高齢者の介護サービスを構築する地域包括ケアシステムについて、横倉氏は「医療と介護の連携で重要視されているが、行政だけに任せられない。地域医師会と介護団体などとの連携をしっかりさせる」と強調した。
 横倉氏は、新執行部の活動方針の前提として、原中勝征前会長が率いた執行部の活動を尊重した上で、「継続すべきことは継続し、発展させるにもスピード感を持って取り組む」とした。地域医療の充実については、中間山村を中心に医療資源の不足している地域の拡大を阻止し、都市部では、急速な高齢化で拡大する終末期医療ニーズに、どのように対応するかを検討する。
 医療計画に医師会が関与する意義について、横倉氏は「それぞれの地域でニーズが違う。国が形を示しても、対応できない地域が出てくる。もしくは、それに対応しようとして、変な形になってしまう」と述べ、地域の実情に配慮した計画が重要との認識を示した。
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by pachifu | 2012-04-05 16:21