ローマ法王、14年ぶりキューバ訪問 カストロ議長が出迎え

キューバ・ハバナ(CNN) ローマ法王ベネディクト16世(84)が26日にキューバ入りし、南東部の都市サンティアゴ・デ・キューバでミサを行った。ローマ法王が同国を訪れるのは2度目。27日には首都ハバナを訪問し、ラウル・カストロ国家評議会議長らと会談する。
カストロ議長は空港に降り立ったベネディクト16世を出迎え、2人が並んで立つ中、国歌演奏や祝砲が鳴り響いた。
法王は聴衆に向けて信仰の大切さを説き、教会と同国との良好な関係が必要だと指摘した。カストロ議長の歓迎演説ではキューバは平和と正義のために努めてきたと強調、しかし「(当時の法王だった)ヨハネ・パウロ2世の訪問から14年がたっても」、米国のキューバに対する経済制裁は解除されていないと訴えた。
法王の車列が通る沿道では大勢の人たちが国旗を振って歓迎し、同日夜に広場で行われたミサには信者ら多数が詰めかけた。
法王は同国訪問に先立つ23日、ローマから最初の訪問国メキシコに向かう機内で記者団に対し、キューバのマルクス主義は「もはや現実にそぐわない」と発言しており、国民にどんな言葉で語りかけるのかが注目される。27日の会談にはフィデル・カストロ前議長が出席する可能性もある。
ハバナでは28日に革命広場でミサが予定されており、周辺の建物が塗り直されたり法王の来訪を告げるポスターがあちこちに張り出されたりするなど、着々と準備が進んでいる。
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by pachifu | 2012-03-28 01:38